2026年7月10日。
とうとう、最終出社日を迎えました。
今日は晴れ、暑くなりそうです。

2026年7月10日。
とうとう、最終出社日を迎えました。
いつもより早く出社した最終日
先日、送別会を開いてくれた後輩と協力会社の方へのお礼として用意した、ジャン=ポール・エヴァンの焼き菓子。
そして、挨拶回りで皆さんに配るプレスバターサンド。
それらを持って、9時始業のところを、今日は8時に出社しました。
最終出社日だというのに、朝から打ち合わせがいくつか予定されていました。そのため、打ち合わせの合間を縫うように、そそくさと挨拶回りへ。
実際に回ってみると、思っていた以上に、皆さんが温かく声をかけてくれました。
ゆっくりと話をしてくれる方も多く、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
挨拶に来てくれた協力会社の方
午後の打ち合わせが終わった後は、先に作業報告資料を書き終え、再び社内をウロウロしながら挨拶回りをしました。
16時になると、協力会社の方が、わざわざ私のところまで挨拶に来てくれました。
30分ほど、これまでの思い出や、これからのことなどを話しました。
私からは、先日の送別会のお礼として、ジャン=ポール・エヴァンの焼き菓子を渡しました。
すると、先方からも「Tartin」のタルティンブーケをいただきました。
お礼をするつもりだったのに、逆にいただいてしまいましたが、ありがたく頂戴しました。
20人以上が集まってくれたお別れ会
その後、17時からは、私のために会議室でお別れ会を開いてくれました。
会議室に入ると、同じグループのメンバーだけでなく、同期や、一緒に仕事をしていた他部署の方、昔所属していた部署の上司など、20人以上の方々が集まってくれていました。
上司や後輩から、私との思い出を話してもらい、私からも退職の挨拶をさせてもらいました。
これまでの会社生活を振り返りながら、自分の不甲斐なさや、皆さんにいろいろと迷惑をかけたことについて話していると、急に涙が込み上げてきました。
言葉を続けるのに苦労しましたが、なんとか最後まで話し、皆さんへの感謝の気持ちを伝えることができました。
約10分間の、退職の挨拶でした。
その後、花束と、皆さんからの寄せ書きが入った色紙、そしてレストランのお食事券をいただきました。
後輩の言葉に、再び涙が込み上げる
最後に、一緒に仕事をしていた同じチームの後輩の女性が、私に向けて挨拶をしてくれました。
「自分がもっとできる後輩だったら、先輩が辞めることにはならなかったと思います」
そんな言葉とともに、自分の不甲斐なさを悔しく思っていることや、私への感謝の気持ちを、涙ながらに話してくれました。
もちろん、私が退職することと、彼女の仕事ぶりには何の関係もありません。
それでも、そんなふうに感じるほど真剣に仕事に向き合い、私のことを思ってくれていたことが、ありがたくもあり、申し訳なくもありました。
ようやく収まりかけていた私の涙も、また込み上げてきました。
最後に全員で集合写真を撮り、私からのお礼のお菓子をそれぞれ取ってもらって、お別れ会は終了しました。
笑って終わるつもりだったのに
明日からは、待ちに待った、完全に自由な生活が始まります。
最後まで笑って会社を出ようと思っていたのに、最後の最後で泣いてしまいました。
私は、若い頃のようなパフォーマンスを出せなくなったことに、ずっと引け目を感じていました。
勤続年数も長く、平社員とはいえ管理職ランクにいながら、それに見合う仕事ができていない。
成果も出せていない。
そんな自分の不甲斐なさに、ずっとイライラしていました。
さらに、その状況を打破するために頑張ることもできない自分自身にも、嫌気が差していました。
私は、そんな会社員生活から逃げたかったのだと思います。
そして、逃げ出せる状況になった途端、本当に逃げ出しました。
後輩を残して、自分だけ逃げたのではないか
まだ経験の浅い後輩を残し、自分だけが逃げ出した。
どこかに、そんな気持ちがあるのだと思います。
もちろん、私はずっと会社に残って、後輩たちの面倒を見続けられるわけではありません。
いつかは誰かに仕事を引き継ぎ、去る日は来ます。
それでも、自分が早く自由な生活を手に入れたいと考えた結果、困難から逃げ出したのではないかという思いは、多分、この先も心のどこかに残り続けるような気がしています。
「逃げた」のではなく「前に進んだ」と思えるように
この思いを払拭する方法があるとすれば、会社を辞めた後の人生を、自分なりにしっかりと生きていくことだと思います。
「個人投資家として成功する」というところまでは、なかなか到達できないかもしれません。
それでも、会社を辞めて、なりたいと思っていた個人投資家として、生活していけるくらいにはなりたいです。
そうなれば、私は会社から逃げ出したのではなく、より良い自分の世界を目指して、前に進んだのだと思えるような気がします。
これからの行動次第で、今日の退職の意味も変わってくるのかもしれません。
会社の人たちとの交流は、もう少し続く
今日が最終出社日ではありますが、実は再来週、部に配属される新入社員の歓迎会があり、私も参加することになっています。
さらに8月には、昔お世話になった先輩から飲みに誘ってもらっています。
会社に出社することはなくなりますが、会社の方々との交流は、もう少し続く予定です。
すっぱりとすべてが終わるわけではないことに、少しホッとしている自分もいます。
妻と過ごした、穏やかな退職祝い
会社を出た後は、妻が退職祝いとして、会社の近くにある鉄板焼きレストランを予約してくれていました。
いただいたお菓子や花束を抱え、急いでレストランへ向かいました。
最終出社日の出来事を妻に話しながら、二人で穏やかに、おいしい料理を楽しみました。
今日は、会社の皆さんの温かい気持ちと、妻の優しさが身に沁みた一日でした。
会社員として過ごした長い時間は、今日で一区切りです。
最後は笑顔だけでは終われませんでしたが、泣いてしまうほどの人たちと出会えた会社員生活だったのだと思えば、それも悪くない最終日だったのかもしれません。

