会社を辞める理由を聞かれて、あらためて考えたこと

日常

2026年6月17日

今日は久しぶりに、朝から出社しました。

午後から人事との対面での面談があったためです。

別に午前中はテレワークをして、午後から出社してもよかったのですが、家にいると前場のデイトレをしてしまいそうでした。

デイトレをやりたくないわけではありません。

むしろ、やりたい。

ただ、今日はなんとなく、やったら高確率で負けそうな気がしました。

そんなわけで、今日はあえて朝から出社することにしました。

人事との面談で聞かれたこと

人事との面談では、主に会社を辞める理由について聞かれました。

面談では、ここまで細かく話したわけではありませんが、自分の中にある退職理由を改めて整理してみると、いくつか思い当たることがあります。

もともと、大勢の人と接する仕事に向いていなかった

私はプログラミングがしたくて、この業界に入りました。

コンピューターと向き合うことが中心で、それほど多くの人と関わらなくてもできる仕事だと思っていたのです。

ところが、年齢を重ねるにつれて、お客さんやチームのメンバーと会話し、提案し、折衝し、説得し、さまざまなことを調整する場面が増えていきました。

そして、ついにはプログラミングを一切しない立場になりました。

「会社や社会というものを分かっていない。浅はかな考えだ」

そう言われれば、そのとおりなのかもしれません。

それでも私は、生活のため、お金をもらうために、自分が苦手だと感じる仕事を続けてきたのだと思います。

だからこそ、生活に困らない程度の資産ができたら、いつでも辞めようと考えていました。

ワークライフバランスについていけなくなった

私は、自分のことを特別に能力が高い人間だとは思っていません。

人よりも多くの時間を仕事に使うことで、なんとか人並みに仕事ができていたのだと思います。

ところが近年は、ワークライフバランスが重視されるようになり、休暇の取得や残業時間の削減が強く求められるようになりました。

もちろん、それ自体は良いことです。

ただ、私にとっては、限られた時間の中で人並みに仕事をこなすことが、だんだん難しくなっていきました。

本当は通常の業務以外にも、新しいことを勉強しなければいけなかったのでしょう。

しかし、それもなかなかできませんでした。

人に仕事を振ることも苦手で、自分で抱え込んでしまう傾向があり、仕事はたまる一方。

ずっと、もんもんとする日々が続いていました。

単純に、歳を取って仕事がしんどくなった

では、

「そんなに仕事をする時間が欲しいなら、特別に残業してもいいし、休日も働いていいよ」

と言われたら、昔のように働けたのか。

たぶん、もう無理だったと思います。

仕事に使える時間が減っただけではありません。

自分自身の体力や気力も、以前ほど残っていませんでした。

仕事のスピードや集中力が落ちていることは、何年も前から感じていました。

やはり、少しずつ衰えているのでしょう。

長く会社にいれば、仕事は楽になると思っていた

若い頃は、会社に長く勤めて経験や知識が増えれば、仕事はだんだん楽になるものだと思っていました。

しかし、実際はそうでもありませんでした。

3年ほど前、同じチームに新入社員が配属されました。

年齢も離れており、持っている知識や経験も大きく違います。

何か一つ教えようとすると、その前提となる知識から説明しなければならず、さらにその説明にも別の前提知識が必要になる。

そんなことが何度もありました。

新人を直接指導するのは20年以上ぶりだったため、昔、自分がどのように教えていたのかも、すっかり忘れていました。

結局、

「内容は全部理解できなくてもいいから、これを参考にやってみて」

となったり、

「もう、私がやっておくわ」

となったり。

自分でも、中途半端な教え方になっていると感じていました。

「このやり方で本当にいいのだろうか」

と悩むことも多くなりました。

教える側の私にも余裕がなくなり、つい「どうして、これも分からないのだろう」という気持ちが、表情や態度に出てしまっていたのだと思います。

相手からすれば、怖い先輩だったでしょう。

本人から「もう少し優しく教えてほしい」と言われたり、上司から「もっと褒めてあげて」と言われたりもしました。

言われていることは分かります。

それでも、どう接すればよいのか分からなくなり、だんだん、

「もう、いいや……」

と思うようになってしまいました。

人手が足りないとは言いました。

でも、心のどこかでは、

「なぜ、この年寄りの下に新人を入れるんだ。俺を楽にさせる気はないのか」

とも思っていました。

ずいぶん身勝手な話です。

昔の考え方から変わることができなかった

私が会社に入った頃は、早く一人前になりたいと思っていました。

先輩や上司から一つ言われたら十を理解し、できれば百の成果を出したい。

会社の役に立つ人材、使い勝手の良い社員になりたいと思い、人より多く勉強し、人より多く仕事をして、経験を積もうとしてきたつもりです。

若い社員の中にも、同じような考え方を持っている人はいました。

「ああ、この子はよくできる子だな」

と思う人もいました。

ただ、私のチームは会社のメイン事業を担う部署ではなく、いわば裏方の中の裏方です。

そこに、いわゆるエース社員を配置する理由はないでしょう。

それは仕方のないことだと思っています。

ただ、私のチームに来た若い社員とは、仕事に対する考え方が違うのかもしれないと感じるようになりました。

もちろん、私の考え方を押しつけるのもよくありません。

時代も環境も違います。

自分が若かった頃の価値観で教えても、仕方がないのかもしれません。

そう考えるようになった一方で、では今の時代に合った教え方とは何なのか、私には最後までよく分かりませんでした。

着実に、退職へ向かっている

実際の面談では、ここまで細かい話や心情を吐露したわけではありません。

ほかにも、会社の制度について、

「もっと、こうしたほうがよかったかもしれない」

といった話をしました。

来週も人事との打ち合わせがあり、今度は退職に向けた手続きを行う予定です。

少しずつですが、着実に退職へ向かって進んでいます。

不安よりも、今はワクワクする気持ちのほうが大きいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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